「速記の文字は覚えたのに、つなげて書くとうまくいかない…」そんな悩みを持つ方は少なくありません。速記において「つなげ書き」はスピードアップの核心技術であり、これをマスターできるかどうかで筆記速度が大きく変わります。本記事では、速記のつなげ方の基本概念から方式別のルール、文字パターン別の接続方法、よくある失敗と解決策、そして今日から始められる練習法まで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。
速記の「つなげ書き」とは?定義と効果を解説

速記の「つなげ書き」とは、複数の速記符号(文字)をペンを紙から離さずに一筆で連続して書く技法のことです。
日本速記協会では、この技法を「連綴(れんてつ)」と呼んでいます。
参考:速記をこれから始める方へ | 公益社団法人 日本速記協会
通常の文字を書く場合、一文字ごとにペンを持ち上げて次の文字へ移動する動作が発生します。
速記では、各音を表す符号をそのままつなげることで、この「ペンを持ち上げる動作」を最小限に抑え、筆記速度を飛躍的に高めることができます。

つなげ書きと離し書きの違い
速記の書き方には大きく分けて「つなげ書き(連綴)」と「離し書き」の2種類があります。
離し書きとは、各符号を一つひとつ独立させて書く方法で、初心者が最初に習得する基本的なスタイルです。
一方、つなげ書きは複数の符号を連続した線として書く方法で、スピードの面で圧倒的に優れています。
以下の表で両者の違いを確認してください。
| 項目 | つなげ書き(連綴) | 離し書き |
|---|---|---|
| ペン操作 | 紙から離さず連続 | 一字ごとにペンを上げる |
| 筆記速度 | 速い | 遅め |
| 難易度 | やや高い(ルールを要学習) | 低い(初心者向け) |
| 判読性 | 慣れると読みやすい | 読みやすい |
| 主な用途 | 実務・議事録・速記試験 | 練習・学習初期 |
速記を実用レベルで使いたい場合、離し書きの習得後につなげ書きへ移行することが必須です。
つなげ書きで筆記速度が上がる理由
つなげ書きで速度が上がる理由は、主に2つあります。
① ペンの上げ下げ動作の削減:ペンを紙から離すたびに「持ち上げる→移動する→置く」という3つの動作が発生します。
つなげ書きではこの動作をほぼ省略できるため、符号の数が多いほど節約できる時間も増加します。
② 手の動きがなめらかになる:連続した線を書く動作は、断続的な動作よりも筋肉への負担が少なく、長時間の筆記でも疲労しにくくなります。
速記の達人は1分間に300字以上を書き取ることができますが(日本速記協会1級検定基準は分速320字)、この速度はつなげ書きなしには実現不可能です。
日本速記協会の資料によると、「平均した速度で滑らかに書く方が、正確度・速度からいって数段の違いがある」とされており、つなげ書きの重要性が強調されています。
【方式別】速記のつなげ方・基本ルール

日本の速記には複数の方式が存在し、つなげ書きのルールも方式によって異なります。
主要な方式として早稲田式と中根式があり、それぞれ独自の接続ルールを持っています。
自分が学ぶ方式を確認したうえで、対応するルールを習得することが大切です。
早稲田式速記の接続ルール
早稲田式速記は日本の民間では最も普及している速記方式で、日本速記協会の検定試験はいずれの方式でも受験可能です。
早稲田式のつなげ書きには以下の基本ルールがあります。
- 前の符号の終点から次の符号の始点へ直接つなぐ:符号と符号の間に余計な線を入れずに接続します。
- 「ゆりつぎ」の活用:一部の符号の接続では、前の符号の終わりの方向を次の符号の始まりと合わせるために、わずかに方向転換する「ゆりつぎ」というテクニックを使います。
- 接続部は角をつける:日本速記協会の指導では、符号の連綴の際は「接続部をしっかりと角づけする」ことが推奨されています。特に接続部が鈍角になりやすい箇所は注意が必要です。
- 線の方向を意識する:各符号には「書き始めの方向」と「書き終わりの方向」があり、次の符号の「書き始めの方向」に合わせて接続します。
早稲田式の符号は直線・曲線・円などのシンプルな形状で構成されており、接続時に形状が変化しないのが特徴です。
参考:【早稲田式速記】今日からはじめる速記術(1)~イントロ~
早稲田式速記の基本的な考え方については、以下の動画でもわかりやすく解説されています。
中根式速記の接続ルール
中根式速記は早稲田式と並ぶ日本の主要速記方式の一つで、特に高校・大学の速記部を中心に広く利用されてきた歴史があります。
中根式のつなげ書きの主な特徴は以下の通りです。
- 符号の形状変化がある:中根式では、単独で書いた時と接続時で符号の形が変わることがあります。前後の符号との兼ね合いで最適な形に変化させるのが特徴です。
- 連続符号のグループ化:よく使われる音の組み合わせには「合成符号」が用意されており、2つの符号を別々につなぐよりもさらにシンプルな線で表現できます。
- 線の太細による区別:中根式では一部の符号で線の太さを変えることで異なる音を表現することがあり、つなげ書きの際もこの区別を維持する必要があります。
中根式は早稲田式と比べて符号の種類が多く、つなげ方のパターンも複雑ですが、習得すれば非常に高速な筆記が可能になります。
早稲田式と中根式の比較表
2つの主要方式の接続ルールの違いを一覧で比較します。
| 比較項目 | 早稲田式 | 中根式 |
|---|---|---|
| 符号の形 | 直線・曲線・円の組み合わせ | 直線・角・曲線の組み合わせ |
| 接続時の形状変化 | 基本的に変化なし | 変化することがある |
| 合成符号 | 少ない | 多い |
| 接続の難易度 | 比較的シンプル | やや複雑 |
| 普及度 | 民間では国内最多普及 | 高校・大学の速記部を中心に普及 |
| 学習難易度 | 初心者向き | 中〜上級者向き |
初心者が速記を始めるなら、学習資料が豊富で検定試験でも採用されている早稲田式から始めることを推奨します。
【文字パターン別】速記のつなげ方と図解

速記符号は音(おん)の種類によって接続の仕方が異なります。
ここでは早稲田式を中心に、母音・子音・濁音などのパターン別につなげ方を解説します。

母音(あ行)の接続パターン
あ行(ア・イ・ウ・エ・オ)の速記符号は、他の符号との接続において特に注意が必要です。
早稲田式では母音符号は比較的シンプルな形状(点・短線・小円など)で表されており、前後の符号に「添える」ように接続します。
- ア(あ):短い斜め線で表され、前の符号の終点から斜め下方向へ延長するように接続します。
- イ(い):縦方向の短い線で、前の符号の終点から真下へ伸ばすイメージで接続します。
- ウ(う):小さな弧(円弧の一部)で表され、前の符号に沿うように接続します。
- エ(え):水平方向の短い線で、前の符号の終点から右方向へ伸ばして接続します。
- オ(お):「ア」と似た形状だが向きが異なり、前の符号の流れを受けて接続します。
母音符号を接続する際のポイントは、「前の符号の終わりの向きに合わせて母音符号を添える」という意識を持つことです。
参考:今こそ始める!「速記」の特技(2)速記を練習する|ステ吉
子音(か行〜わ行)の接続パターン
子音符号のつなげ方は行によって異なります。以下に主要な行の接続パターンをまとめます。
- か行:かぎ状の符号で、前の符号の終点から「かぎ」の方向へ転じるように接続します。接続部に明確な角をつけることが重要です。
- さ行:斜め線系の符号で、前の符号の終点から自然な角度で接続します。角度に注意が必要です。
- た行:横線・縦線系の符号が多く、直角に曲がる接続が特徴です。
- な行:曲線系の符号で、前の符号の終点から弧を描くように接続します。
- は行:水平線系の符号が多く、前の符号から水平方向へ延長する形で接続します。
- ま・や・ら・わ行:それぞれ固有の形状があり、前後の符号との相性に応じた接続方法を覚える必要があります。
子音符号のつなげ書きでは、各符号の「書き終わり方向」と次の符号の「書き始め方向」を一致させる意識を持つことが、なめらかな接続への近道です。

濁音・半濁音のつなげ方
濁音(が行・ざ行・だ行・ば行)と半濁音(ぱ行)は、清音(もとの音)の符号に濁点・半濁点に相当する追加符号を加えて表します。
つなげ書きにおける濁音・半濁音の扱いには以下のルールがあります。
- 濁点符号の位置:濁点は清音符号の書き終わり付近に小さな「×」や点などの追加符号として付加します。接続の流れを止めないよう、清音符号を書きながら濁点を加えるイメージで練習しましょう。
- 半濁点符号の位置:半濁点(ぱ行)はば行符号の一部を変形させることで表現します。通常のば行よりも若干形が変わるため、別途練習が必要です。
- 前後の符号との接続:濁音・半濁音も基本的に清音と同じ接続原則で前後の符号とつなぎます。濁点・半濁点を加えることで接続の流れを妨げないよう注意してください。
濁音は日本語の中で頻繁に登場するため、早い段階でつなげ書きを習得しておくことが実用性の向上につながります。
拗音・促音・長音のつなげ方
拗音(きゃ・しゅなど小さい「ゃゅょ」)、促音(っ)、長音(ー)は特殊な音であり、速記においても専用の書き方があります。
参考:速記をこれから始める方へ | 公益社団法人 日本速記協会
- 拗音(きゃ・しゃなど):子音符号とイ段変形符号を組み合わせ、一筆で書けるよう合成した形で表します。単体の2符号を単純につなぐよりも、専用の「合成形」を覚えることで大幅に速く書けます。
- 促音(っ):小さな「っ」は後続の子音を強調する形で表現します。早稲田式では次の子音符号の書き始め部分を変形させたり、短い特殊符号を挿入したりして表現します。「らく文字」講座の動画でも詳しく解説されています。
- 長音(ー):長音符は前の符号を延長する形、または水平短線を続けて書くことで表します。接続の流れを崩さず、前の符号から自然につながる形で書くことが重要です。
これらの特殊音の書き方は、以下の動画でも視覚的に確認できます。

【早見表】よく使う接続パターン一覧

速記の練習中に素早く参照できるよう、頻出の接続パターンを一覧表にまとめました。
| 接続パターン | 接続のポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 子音+母音 | 子音符号の終点から母音符号を添える | 母音が小さくなりすぎないよう注意 |
| 直線+直線 | 終点で明確な角をつけて方向転換 | 角が丸くなると別の符号に見える |
| 直線+曲線 | 直線の終点から自然な弧でつなぐ | 曲線の半径が一定になるよう意識する |
| 曲線+直線 | 曲線の終点の接線方向から直線を延ばす | 接線方向がずれると別符号に見える |
| 子音+拗音(小さいゃゅょ) | 専用の合成形で一筆書き | 合成形を別途暗記する必要あり |
| 子音+促音(っ) | 次の子音の書き始めを変形させる | 促音を省略しすぎると誤読の原因に |
| 母音+母音(連続母音) | 各母音符号をなめらかにつないで書く | 母音間の区切りが不明確にならないよう注意 |
| 濁音(清音+濁点) | 清音符号の流れを止めずに濁点を付加 | 濁点の位置・大きさを統一させる |
この早見表を手元に置いておき、練習中に迷ったときにすぐ確認できるようにしておきましょう。
速記のつなげ方でよくある失敗と解決策

つなげ書きを練習していると、多くの初心者が共通の壁にぶつかります。
ここでは特に多い3つの失敗パターンとその解決策を紹介します。

接続部分が読めなくなる場合の対処法
つなげ書きをすると「後で自分で読めない」という問題が多くの初心者に起こります。
主な原因は以下の2点です。
- 接続部の角が丸くなりすぎる:本来は明確な角をつけるべき箇所が丸くつながってしまい、別の符号のように見えてしまいます。
- 各符号の大きさが不均一になる:スピードを意識するあまり、一部の符号が極端に小さくなったり変形したりします。
解決策:
- まずゆっくりと「正しい形」を意識して書く練習を繰り返します。速度は後からついてきます。
- 接続部は「しっかり角をつける」ことを意識します。日本速記協会の指導でも「接続部をしっかりと角づけする」ことが強調されています。
- 書いた速記文字を定期的に声に出して読み返し、判読できるかチェックします。
なお、速記文字は「自分が書けて読めればOK」という側面もありますが、それは正しい形をマスターしてからの話です。
参考:早稲田式速記を最近やり始めたんですけど、繋げ方がよく分からない…(Yahoo!知恵袋)
つなげるべき箇所で離してしまう場合の対処法
「どこをつなげ、どこで離すのか」がわからず、本来つなぐべき箇所でペンを上げてしまうケースがあります。
これは主に接続ルールの理解不足が原因です。
解決策:
- 各符号の「書き始め方向」と「書き終わり方向」を意識的に覚えます。終わりと始まりの方向が一致すればつなげることができます。
- 「ゆりつぎ」のルールを確認します。前の符号の終わりの方向と次の符号の始まりの方向が異なる場合でも、中間の「ゆりつぎ」動作でつなぐことが可能です。
- 単語を丸ごと覚える練習をします。「さくら」「にほん」など頻出単語の接続パターンを一つのまとまりとして手に覚えさせると、迷いがなくなります。
参考:今こそ始める!「速記」の特技(2)速記を練習する|ステ吉
書くスピードが上がらない場合の対処法
練習を重ねているのにスピードが伸び悩む場合、その原因はいくつか考えられます。
- 原因1:各符号の形を確認しながら書いている:書きながら「この符号はこれで合っているか?」と考えている間は速度が上がりません。
- 原因2:接続部で一時停止している:つなぐ箇所で無意識に手が止まっています。
- 原因3:練習量が足りない:速記はスポーツと同様、身体で覚えるものです。反復練習が不可欠です。
解決策:
- 同じ単語・短文を10〜20回繰り返し書き、「考えなくても書けるレベル」まで落とし込みます。
- 「正確さ優先→スピード優先」と段階的に切り替えます。最初の2週間は形の正確さだけを意識し、その後スピードアップを意識するのが効果的です。
- 日本速記協会の資料が示すように、「平均した速度で滑らかに書く」ことを常に意識します。むら書きは却って速度を落とします。
今日からできる!つなげ書き練習法【3ステップ】

つなげ書きを効率的に習得するための3ステップ練習法を紹介します。
このステップは「らく文字」などの速記学習リソースでも採用されている段階的アプローチです。
ステップ1:基本接続パターンをなぞる
最初のステップは、既存の手本をなぞって接続パターンを手に覚えさせることです。
具体的なやり方は以下の通りです。
- 速記の教科書や参考サイト(日本速記協会のPDF等)から、基本的な2〜3文字の接続例を探します。
- 薄い紙を手本の上に重ね、手本通りになぞります。
- 1つのパターンを最低10回なぞり、ペンの動きを身体に刻み込みます。
- なぞりが終わったら、手本なしで同じパターンを5回書いてみます。
なぞり練習のメリットは、正しい接続角度・形状・ペンの動きを正確に体験できる点にあります。
最初の1週間はこのステップに集中し、最低でも10〜15種類の基本接続パターンをマスターしましょう。
ステップ2:単語単位でつなげて書く
基本パターンが手に馴染んできたら、次は単語全体をつなげて書く練習に移ります。
このステップのポイントは「使用頻度が高い単語から始める」ことです。
- 「にほん」「ありがとう」「きょう」など日常的に頻出する単語を10〜20個選びます。
- 各単語の速記表記を確認し、どの符号をどの順番でつなぐかを把握します。
- 1単語につき20回以上繰り返し書いて、単語全体の「流れ」を習得します。
- 習得できたら、次の単語に進みます。1日2〜3単語ずつ増やしていくペースが適切です。
単語単位の練習は、接続パターンを「文字のつながり」ではなく「意味のある単語」として記憶できるため、定着率が高くなります。
参考:速記術②・字画を繋げて書く | trebristのブログ
ステップ3:短文で実践する
単語の練習が十分にできたら、5〜10語程度の短文でつなげ書きを実践します。
- 簡単な短文(例:「きょうはいいてんきです」「ありがとうございます」)を選びます。
- まず普通のスピードで1回書き、形の正確さを確認します。
- 同じ文を繰り返し書いて、だんだんとスピードを上げていきます。
- 最終的に「ゆっくり読み上げる声に合わせて書ける」スピードを目指します。
短文練習では、単語と単語の「間」の処理も意識してください。
速記では単語間でペンを上げることが多いため、上げるタイミングを規則的にすることで全体のリズムが整います。
このステップまで到達すると、速記の実用的なスキルの基礎が完成します。
速記のつなげ方を上達させる3つのコツ

3ステップ練習法に加え、さらに効率よく上達するための実践的なコツを3つ紹介します。

毎日10分の継続練習を習慣にする
速記のつなげ書きは「毎日少しずつ続ける」ことが最も効果的な上達法です。
週に1〜2回まとめて1時間練習するよりも、毎日10分ずつ継続する方が習得速度が約2〜3倍速いと言われています。
その理由は、記憶の定着には「間隔反復」が効果的だからです。
前日に練習した接続パターンを翌日に再度練習することで、記憶が強化されます。
具体的な習慣化の方法としては、朝の起床後や夜の就寝前など、毎日同じ時間帯に10分の速記練習をセットにするのがおすすめです。
スマートフォンのアラームやカレンダーアプリを使って、練習時間をリマインドする設定をしておくと継続しやすくなります。
お手本を見る時間を意識的に増やす
初心者がよくやってしまうミスは、「書くだけで見ない」練習です。
速記の上達には、「正しい形を目に焼きつける」インプット時間も欠かせません。
お手本を見る時間を増やすための具体的な方法は以下の通りです。
- 練習前に5分間、今日練習するパターンのお手本をじっくり観察します。
- 速記の解説動画を見て、プロの手の動きを目で追います。早稲田式速記の動画解説は複数公開されています。
- 速記の雑誌や書籍に掲載されている速記文字のサンプルを定期的に眺める時間を設けます。
早稲田式速記の動画解説はこちらから確認できます。
自分の書き方を録画してセルフチェックする
自分の速記を書いている様子をスマートフォンで録画し、後から見返すセルフチェックは非常に効果的です。
録画によって発見できる改善ポイントは以下の通りです。
- ペンの動きの無駄:必要のない場所でペンを持ち上げていないか確認できます。
- 接続部の形の歪み:書いている最中は気づかない接続部の乱れを客観的に確認できます。
- 書くペースのムラ:均一なスピードで書けているかチェックできます。
週に1回、10分程度の書き練習を録画して見返すだけで、独学でも「自分専任のコーチ」を持つのと同様の効果が得られます。
録画は正面から手元が映るアングルで撮影し、お手本映像と見比べながら確認するのがベストです。
さらに体系的に学びたい方へ【学習リソース紹介】

速記のつなげ方をより体系的に学びたい方のために、信頼できる学習リソースをまとめました。
① 公益社団法人 日本速記協会(公式)
速記の公式資格検定を実施している日本最大の速記機関です。初心者向けの学習ガイドや入門ハンドブックのPDFを公開しています。
参考:速記をこれから始める方へ | 公益社団法人 日本速記協会
② らく文字講座(YouTube・eラーニング)
早稲田式速記文字を簡単にまとめた動画講座です。「50音符号のつなげ方」「促音(っ)の書き方」など、つなげ書きに特化した内容が充実しています。
③ 早稲田式速記講座(YouTube プレイリスト)
琴葉姉妹の早稲田式速記講座は、速記の基礎から応用まで体系的に学べる動画シリーズです。
④ 速記入門ハンドブック(PDF)
日本速記協会が公開する入門ハンドブックには、方式を問わず適用できる速記の基本原則がまとめられています。
これらのリソースを組み合わせ、動画で視覚的に学びながら、ハンドブックで理論を補強するという学習スタイルが最も効率的です。
まとめ

本記事では、速記のつなげ方(連綴)について基本概念から方式別ルール、文字パターン別の接続方法、練習法まで幅広く解説しました。
最後に重要なポイントを整理します。
- つなげ書き(連綴)は速記スピードアップの核心技術であり、ペンを紙から離す回数を最小化することで劇的に速度が向上します。
- 早稲田式と中根式でルールが異なるため、まず自分が学ぶ方式を決め、その方式のルールに集中して学習しましょう。
- 文字パターン別(母音・子音・濁音・拗音など)に接続ルールが異なります。各パターンを一つひとつ丁寧に習得することが大切です。
- よくある失敗(接続部の丸み・離し書き・スピード不足)は、正確さを優先した反復練習で解消できます。
- 3ステップ練習法(なぞる→単語→短文)を順番通りに実践することで、初心者でも効率よくつなげ書きを習得できます。
速記のつなげ書きは、最初は難しく感じますが、毎日10分の継続練習を3ヶ月続ければ実用的なレベルに到達できます。
まずは今日、基本の接続パターン1つをなぞることから始めてみてください。
さらに詳しく学びたい方は、日本速記協会の公式リソースや「らく文字」講座を活用して、体系的な学習を進めてみましょう。


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