「速記って英語で何て言うんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?英語にはshorthandとstenographyという2つの主要表現があり、使い方や場面が微妙に異なります。この記事では、2つの単語の違いや発音から、速記者・速記法の英語名称、ビジネスや日常会話で使える例文、さらに英語速記の学び方まで徹底的に解説します。英語で速記について話せるようになりたい方、英語速記に挑戦したい方はぜひ最後までご覧ください。
速記の英語表現は「shorthand」と「stenography」の2つ

「速記」を英語で表現するとき、主に使われる単語はshorthand(ショートハンド)とstenography(ステノグラフィ)の2つです。
どちらも「通常の文字よりも早く書き取るための略記システム」を意味しますが、ニュアンスや使用場面に違いがあります。
日常英会話やビジネス文書ではshorthandが圧倒的に多く使われ、stenographyは法廷・医療・専門職の文脈で用いられる傾向があります。
まずはそれぞれの単語の意味・発音・ニュアンスを詳しく見ていきましょう。
shorthand(ショートハンド)の意味・発音・ニュアンス
shorthandは英語で最もポピュラーな「速記」の表現で、日常会話からビジネスまで幅広いシーンで使われます。
発音は「ショートハンド(/ˈʃɔːrthænd/)」で、アクセントは最初の「ショート」に置きます。
語源はshort(短い)+hand(手書き)の組み合わせで、「手を素早く動かして短く書く」というイメージが直感的に伝わります。
名詞として使う場合は「速記法・速記システム」を指し、形容詞として使う場合は「速記の・省略した」という意味になります。
たとえば 『She learned shorthand to take notes faster.(彼女はより速くメモを取るために速記を習った)』 のように使います。
また比喩的に「略称・簡略表現」という意味でも使われ、『AI is shorthand for artificial intelligence.(AIは人工知能の略だ)』 のような使い方も一般的です。
ポイントまとめ:
- 品詞:名詞・形容詞
- 発音:/ˈʃɔːrthænd/(ショートハンド)
- 主な意味:速記(法)、略称、省略表現
- 使用場面:日常会話・ビジネス・一般文書
stenography(ステノグラフィ)の意味・発音・ニュアンス
stenographyは、shorthandよりもフォーマルかつ専門的なニュアンスを持つ「速記」の表現です。
発音は「ステノグラフィ(/stɪˈnɒɡrəfi/)」で、アクセントは2音節目の「ノ」に置きます。
語源はギリシャ語のstenos(狭い・短い)+graphia(書くこと)で、「狭いスペースに凝縮して書く技術」という意味合いがあります。
法廷速記(court reporting)や議会の議事録作成、医療記録など専門職・制度的な文脈で多く使われます。
関連語として、速記者を意味するstenographer(ステノグラファー)、速記機を意味するstenograph(ステノグラフ)も同じ語根から生まれています。
ポイントまとめ:
- 品詞:名詞
- 発音:/stɪˈnɒɡrəfi/(ステノグラフィ)
- 主な意味:速記術(特に専門的・制度的な場面)
- 使用場面:法廷・医療・議会・専門職
shorthandとstenographyの違い・使い分け早見表
2つの単語は意味が重なりますが、使い分けのポイントを理解しておくと英語表現の幅が広がります。
| 比較項目 | shorthand | stenography |
|---|---|---|
| フォーマル度 | 一般的・カジュアル〜ビジネス | 専門的・フォーマル |
| 使用場面 | 日常会話・ビジネスメール・学習 | 法廷・医療・議会・専門職 |
| 品詞 | 名詞・形容詞 | 名詞のみ |
| 比喩的用法 | あり(略称・省略表現) | なし |
| 関連語 | shorthand typist, shorthanded | stenographer, stenograph |
| 頻度 | 高い(日常的) | やや低い(専門的) |
結論として、英会話や一般的な文脈ではshorthandを使えばほぼ問題ありません。
法廷や行政・医療などプロフェッショナルな文脈ではstenographyを使うと、より正確なニュアンスが伝わります。
速記に関連する英語表現・用語一覧【保存版】

「速記」という概念を英語で説明したり理解したりするためには、shorthand・stenography以外にも多くの関連表現を知っておくことが重要です。
ここでは速記者の呼び名、速記の動作・技術、速記法の種類を表す英語表現を網羅的に紹介します。
速記者を表す英語(stenographer・court reporterなど)
速記を行う職業・人物を英語で表す表現はいくつかあり、場面や職種によって使い分けが必要です。
- stenographer(ステノグラファー):速記者全般を指す最も一般的な表現。法廷・議会・ビジネスなど幅広い場面で使用。
- court reporter(コートリポーター):法廷速記者を指す表現。裁判の証言や手続きを正確に記録する専門職。
- shorthand typist(ショートハンドタイピスト):速記とタイピングを組み合わせてこなす事務職員。主にイギリス英語で使われる。
- verbatim reporter(バーバティムリポーター):一言一句そのまま記録する速記者。verbatimは「逐語的に」という意味。
- transcriptionist(トランスクリプショニスト):音声や速記を文字テキストに変換する専門家。医療分野で特に使われる。
日本語の「速記士」に最も近いのはstenographerで、資格・職業として紹介する際にはこの表現が最適です。
速記の動作・技術を表す英語(transcription・dictationなど)
速記に関連する動作・プロセス・技術を表す英語表現も押さえておきましょう。
- transcription(トランスクリプション):音声・速記メモなどを読み取り可能なテキストに変換する作業。「文字起こし」とも訳される。
- dictation(ディクテーション):話者が口述し、速記者や機械が記録するプロセス。日本語の「口述筆記」に相当。
- note-taking(ノートテイキング):講義や会議でメモを取る行為全般。速記はその高速版といえる。
- verbatim transcription(バーバティムトランスクリプション):一言一句そのまま書き起こす逐語的な記録。
- stenotype(ステノタイプ):速記専用のキーボード機器、または速記機入力方式のこと。
- real-time captioning(リアルタイムキャプショニング):話し言葉をリアルタイムでテキスト化する技術。CART(Communication Access Realtime Translation)とも呼ばれる。
特にtranscriptionとdictationは混同されやすいので注意が必要です。
dictationは「話す→記録する」プロセスを、transcriptionは「記録されたもの→テキスト化する」プロセスを指します。
速記法の種類を表す英語(Gregg・Pitman・Teelineなど)
英語圏には複数の速記方式(速記法)があり、それぞれ固有名詞として英語表記されています。
- Gregg Shorthand(グレッグ式速記):1888年にジョン・ロバート・グレッグが考案。アメリカで最も普及した速記法で、流れるような曲線を多用する。
- Pitman Shorthand(ピットマン式速記):1837年にアイザック・ピットマンが考案。イギリスで主流の速記法で、線の太さで音の違いを表現する。
- Teeline Shorthand(ティーライン式速記):1968年にジェームズ・ヒルが考案。アルファベットをベースにしており、ジャーナリスト向けに開発された比較的習得しやすい速記法。
- Speedwriting(スピードライティング):既存のアルファベットを使った速記法。速記記号の習得が不要で入門しやすい。
それぞれの速記法はa shorthand system(速記システム)またはa shorthand method(速記方式)とも表現できます。
速記を使った英語例文集【シーン別】

速記に関連する英単語を覚えたら、実際に使える例文も身につけましょう。
ビジネスシーンと日常会話の両方で活用できる例文を厳選してご紹介します。
ビジネスメール・文書で使える例文
ビジネスの文脈では、速記スキルをアピールしたり、業務内容を説明したりする場面で以下の表現が役立ちます。
- 『She is proficient in shorthand and can take notes at over 100 words per minute.』(彼女は速記が得意で、1分間に100語以上のメモを取ることができます。)
- 『The meeting minutes were transcribed from shorthand notes taken by our secretary.』(会議の議事録は、秘書が速記で記録したメモから文字起こしされました。)
- 『We are looking for a stenographer with experience in legal proceedings.』(法的手続きの経験がある速記者を求めています。)
- 『Please send a verbatim transcript of the deposition to our legal team.』(証言の逐語録を法務チームに送付してください。)
- 『Candidates should be able to take dictation at 80 words per minute.』(応募者は1分間80語の口述筆記ができることが条件です。)
履歴書やCV(英文履歴書)に速記スキルを記載する際は、『Shorthand: Gregg method, 120 wpm』のように速記法の種類と速度を具体的に示すと効果的です。
日常会話・説明で使える例文
日常会話で速記について話したり、速記を知らない人に説明したりする場面で使える例文を紹介します。
- 『Do you know shorthand? It would help you take notes much faster.』(速記ができますか?メモを取るのがずっと速くなりますよ。)
- 『Shorthand is a way of writing very quickly using symbols instead of letters.』(速記とは、文字の代わりに記号を使ってとても速く書く方法です。)
- 『I learned Teeline shorthand when I was studying journalism.』(ジャーナリズムを学んでいたときにティーライン式速記を習いました。)
- 『In modern offices, shorthand has largely been replaced by voice recorders and speech recognition software.』(現代のオフィスでは、速記はほぼボイスレコーダーと音声認識ソフトに取って代わられています。)
- 『Court reporters still use stenography machines to record legal proceedings in real time.』(法廷速記者は今でも速記機を使って法的手続きをリアルタイムで記録しています。)
また、『That name is just shorthand for…(その名称は〇〇の略称に過ぎない)』のように比喩的な使い方も覚えておくと表現の幅が広がります。
英語の速記を学ぶ方法【初心者向けガイド】

英語の速記に興味を持ったものの、「どこから始めればいいかわからない」という方も多いでしょう。
ここでは3大速記法の比較、日本人学習者へのおすすめ、独学リソース、習得期間の目安まで詳しく解説します。
3大速記法(Gregg・Pitman・Teeline)の特徴比較
英語速記の世界では主に3つの速記法が広く使われており、それぞれ特徴が異なります。
| 速記法 | 考案年 | 主な使用地域 | 特徴 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| Gregg(グレッグ) | 1888年 | アメリカ・カナダ | 流れる曲線を使用。書き流しやすく読み取りやすい | 中級 |
| Pitman(ピットマン) | 1837年 | イギリス・インド・オーストラリア | 線の太さで音を区別。表音式で論理的 | 上級 |
| Teeline(ティーライン) | 1968年 | イギリス(主にジャーナリスト) | アルファベットベース。習得しやすく実用的 | 初〜中級 |
Gregg式はアメリカで約100年間にわたって主流だった速記法で、書籍や教材が豊富にあります。
Pitman式はイギリス発祥の歴史ある方式で、線の角度・太さ・長さで音を表現する高度なシステムです。
Teeline式は現代のジャーナリスト向けに設計された比較的新しい方式で、UKのジャーナリズム訓練機関(NCTJ)が公式採用しています。
日本人学習者におすすめの速記法と理由
日本人が英語速記を学ぶ場合、Teeline式が最もおすすめです。
その理由は次の3点にまとめられます。
- アルファベットベースで覚えやすい:Teelineはアルファベットを変形させた記号を使うため、英語のアルファベットを知っている人なら比較的短期間で習得できます。
- 教材・オンラインリソースが充実:Teeline関連の書籍・YouTube動画・Webサイトが英語圏で多数公開されており、独学しやすい環境が整っています。
- 実用的なスピードへの到達が早い:一般的なメモ取り速度(60〜80wpm)であれば、3〜6か月の練習で到達できるとされています。
アメリカ英語を使う機会が多い場合や、アメリカ文化への関心が高い場合はGregg式も選択肢に入ります。
一方、Pitman式はシステムの複雑さから独学には不向きで、専門学校での学習が推奨されます。
独学で始められる学習リソース(書籍・サイト・動画)
英語速記を独学するために活用できるリソースを速記法別に紹介します。
【Teeline向けリソース】
- 書籍:『Teeline Gold Standard for Journalists』(Marie Cartwright著):英国ジャーナリスト向けの標準テキスト
- 書籍:『Teeline Shorthand Word List』:よく使う語のTeeline表記を網羅した辞書的参考書
- 動画:YouTube上に『Teeline shorthand tutorial』と検索すると多数の無料レッスン動画が見つかります
【Gregg向けリソース】
- 書籍:『Gregg Shorthand: A Light-Line Phonography』(Anniversary Edition):グレッグ式の古典的テキスト
- Webサイト:greggshorthand.comなどのファンサイトにアーカイブ資料が豊富
【共通・汎用リソース】
- Udemy:英語速記の入門コースが複数掲載されており、動画形式で体系的に学べます
- Reddit(r/shorthand):速記学習者のコミュニティで質問・交流ができます
習得までの期間と到達レベルの目安
英語速記の習得期間は、選ぶ速記法と目標速度によって大きく異なります。
| 目標速度(wpm) | 用途の目安 | Teeline習得期間 | Gregg習得期間 |
|---|---|---|---|
| 60〜80 wpm | 日常メモ・講義ノート | 約3〜6か月 | 約4〜8か月 |
| 80〜100 wpm | ビジネス会議・インタビュー | 約6〜12か月 | 約8〜14か月 |
| 100〜120 wpm | ジャーナリスト水準 | 約12〜18か月 | 約12〜18か月 |
| 180 wpm以上 | 法廷速記士・プロ水準 | 2〜3年以上 | 2〜3年以上 |
※wpm(words per minute)=1分間あたりの語数
毎日30分〜1時間の練習を継続することが習得の近道で、定期的なディクテーション練習(音声を聞きながら速記する)が最も効果的とされています。
英国のジャーナリスト資格(NCTJ)では100 wpmが速記のパス基準として設定されており、これを一つの目標値にするのがおすすめです。
英語圏の速記文化と歴史

英語速記は単なる実用技術にとどまらず、英語圏の文化・社会・歴史と深く結びついています。
速記がなければ残らなかった歴史的記録が数多くあり、その文化的意義は現代でも色あせていません。
英語速記が発展した理由と時代背景
英語速記の起源は古く、古代ローマ時代の略記法(ティロニアン・ノート)にまでさかのぼりますが、英語速記が本格的に発展したのは17〜19世紀のことです。
1588年にティモシー・ブライトが英語初の速記書『Characterie』を出版し、議会・法廷・ジャーナリズムでの実用需要が急増しました。
特に産業革命期(18〜19世紀)には、ビジネス取引・新聞報道・議会記録のニーズが爆発的に高まり、速記者の社会的地位が大幅に上昇しました。
著名人と速記の関係も興味深く、チャールズ・ディケンズは若い頃に速記者として働き、その経験が後の作家活動に影響を与えたと言われています。
20世紀に入るとタイプライターの普及により速記の需要は変化しましたが、法廷・議会・ジャーナリズムの分野では引き続き不可欠なスキルとして維持されました。
1900年代前半のアメリカでは、速記ができる秘書・事務員は高給職の象徴であり、多くの女性が職業的自立の手段として速記を学んだという社会的背景もあります。
日本語速記との違い
英語速記と日本語速記は、ベースとなる言語体系の違いを反映して大きく異なるアプローチを取っています。
| 比較項目 | 英語速記 | 日本語速記 |
|---|---|---|
| 記号体系 | 音素・アルファベット変形 | かな・音節ベースの独自記号 |
| 主な方式 | Gregg・Pitman・Teeline | 早稲田式・中根式・参議院式など |
| 使用場面 | 法廷・議会・ジャーナリズム・ビジネス | 国会・裁判所・民間企業 |
| 難易度の性質 | 連続音の短縮が課題 | 漢字・かな混在処理が課題 |
| 現在の普及度 | 法廷速記は今も高需要(特にUSA) | ICT化で需要が縮小傾向 |
日本語は音節数が比較的少なく規則的なため、速記記号の設計はシンプルになりやすい一方、漢字語をどう処理するかが特有の課題となります。
英語は母音・子音の組み合わせが複雑で連続音が多いため、速記法ごとに独自の音表現システムが発達しました。
速記の英語スキルを仕事に活かす場面

英語速記のスキルは、デジタル技術が普及した現代においても依然として価値のある専門スキルです。
どのような職種・場面で英語速記が求められるのかを見ていきましょう。
英語速記が求められる職種
現代において英語速記スキルが特に評価される職種は以下の通りです。
- 法廷速記者(Court Reporter):アメリカでは年収5万〜9万ドル以上(約750万〜1350万円以上)の高収入職種。法廷での証言を一言一句記録し、公式記録を作成する。
- ジャーナリスト・記者:インタビューや記者会見でリアルタイムにメモを取る場面で速記が強みになる。特にUKではTeelineの習得がジャーナリスト資格要件に含まれる。
- 議会・政府系速記者:国会・議会・行政機関での公式議事録作成。正確性・機密性が要求される高度な専門職。
- 医療トランスクリプショニスト:医師の口述内容を医療記録に変換する職種。音声認識AIの普及により変化しつつある分野。
- バイリンガル秘書・エグゼクティブアシスタント:外資系企業での会議議事録作成や役員サポート業務で速記スキルが武器になる。
米国労働統計局(BLS)によれば、法廷速記者(court reporter)の中央値年収は約6万7千ドル(2024年5月BLS調査時点で約1,010万円相当)とされており、AIによる代替が困難な高付加価値職種として注目されています。
AI時代でも速記スキルが必要とされる理由
音声認識AIや自動文字起こしツールが急速に発達している2026年においても、英語速記スキルは完全には代替されていません。
その理由として以下の点が挙げられます。
- 法的証拠としての信頼性:法廷や公式記録では、認定資格を持つ人間の速記者が作成した記録が法的効力を持つ場面が多く、AIのみの記録では代替できないケースがある。
- 雑音・複数話者への対応:騒音環境や複数の話者が同時に話す場面では、AI音声認識の精度が落ちるため熟練した速記者が必要とされる。
- 機密情報の取り扱い:クラウドを使うAI文字起こしサービスでは情報漏洩リスクがあるため、機密性の高い場面では人間の速記者が選ばれる。
- 実時間編集・要約能力:単なる記録だけでなく、内容を理解しながら重要事項を整理する判断力はAIにはまだ難しい部分がある。
AIと速記者は競合ではなく補完関係にあるという見方が広まっており、AI支援型の速記(CART:Communication Access Realtime Translation)は聴覚障がい者支援の場面でも活躍の場を広げています。
速記の英語表現に関するよくある質問

速記の英語表現について、読者からよく寄せられる疑問にお答えします。
Q. shorthandとstenographyはどちらを覚えればいい?
Q. shorthandとstenographyはどちらを覚えればいい?
A: まずshorthandを覚えておけば日常・ビジネスシーンのほぼすべての場面で通用します。法廷・医療・行政など専門的な文脈に関わる場合はstenographyも合わせて覚えると完璧です。2つセットで覚えることをおすすめします。
Q. 英語速記は日本語話者でも習得できる?
Q. 英語速記は日本語話者でも習得できる?
A: 習得可能です。特にTeeline式はアルファベットをベースにしており、英語力がある程度あれば日本人でも独学で取り組めます。英語のリスニング力と英文タイピング力を並行して鍛えることで習得がスムーズになります。英語の速記能力よりもまず英語力の向上を優先するのが現実的なアプローチです。
Q. 速記と文字起こし(transcription)の違いは?
Q. 速記と文字起こし(transcription)の違いは?
A: 速記(shorthand/stenography)は専用の記号体系を使ってリアルタイムに書き取る技術であるのに対し、文字起こし(transcription)は録音・速記メモ・音声などを後から読み取り可能なテキストに変換する作業を指します。速記は文字起こしの前段階または手段の一つと考えると整理しやすいです。
まとめ

この記事では「速記 英語」というテーマについて、基本表現から関連用語、例文、学習方法、歴史、職業活用まで幅広く解説しました。
最後に重要なポイントを整理します。
- 速記の英語表現は主に2つ:日常・ビジネスにはshorthand、専門・法廷場面にはstenographyを使い分ける
- 関連語も一緒に覚えよう:stenographer・court reporter・transcription・dictationなど職種・動作を表す表現も重要
- 英語速記を学ぶなら:初心者にはTeeline式がおすすめ。まず60〜80 wpmを目標に3〜6か月継続練習を
- 英語速記は現代でも価値あるスキル:法廷速記者はAI時代でも高収入・高需要の専門職として存在感を維持している
- shorthandという言葉は比喩的にも使える:『AI is shorthand for artificial intelligence.』のように略称・省略表現として日常的に登場する
英語で速記について話せるようになったら、次のステップとして実際に英語速記のテキストに挑戦してみるか、法廷英語や医療英語など専門分野の英語表現も深掘りしてみてください。


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